2007-12-19から1日間の記事一覧

「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」内山節(講談社現代新書)より

「村人たちは自分たちの歴史のなかに、知性によってとらえられた歴史があり、身体によって受け継がれてきた歴史があり、生命によって引き継がれてきた歴史があることを感じながら暮らしてきたのである。日本の伝統社会においては、個人とはこの三つの歴史の…

半歌仙「古代人の虫歯」の巻 

東海道辿りて灼けし鼻の先(浩司) 水に汗かく河馬と対面(夏生) 幼年期地球に似たる火星とは(信子) 角まで行ってジャンケンポン(木々) 待ったなし三十代はあとわずか(三津子) 職辞したれば自由なる月(ハイハイ) ウ 柿色の朝顔の名は団十郎(三) …