2009-01-01から1年間の記事一覧
高千穂の雲切れにけり暮の秋 千年 月呼びたるか発鴨の声 文乃 そぞろ寒ロングスカーフ引き上げて 青玉 むいては母と分けて食ふ柿 あすか 飽きもせず扉あけんと挑む猫 しづ 海の向こうで変る政権 文乃 ウ 出会ひとは味なものだね夏の風 青玉 夕顔の前扇差し出…
野ざらし紀行から見えてくる芭蕉像を探り、野ざらし紀行が蕉風俳諧の源泉といわれる所以を、谷地快一先生の指導のもと、確かめてみました。(千年) 芭蕉初めての紀行文である「野ざらし紀行」(貞享元年八月〜貞 享二年四月)の解釈を通して形成されてきた…
胸に春獏と始祖鳥飼ひならし 篠見那智 清明の豹 鞭調教師 川野蓼艸 高空へ稚児百合の束投げ上げて 瀬間文乃 童心こめて歌ふ童謡 市川千年 月の役王様の役割り振って 金盛しづ 落ちた木の実を壷に蓄はへ 森あすか ナ 源流の社を鮭の遡る 千年 声を聞いたら逢…
「サステナビリティ学連携研究機構(IR3S)」(文部科学省科学技術振興調整費「戦略的研究拠点育成」プロジェクト)という大学の世界を活性化させるnetwork of networksがあるそうです。 東京大学、京都大学、大阪大学、北海道大学、茨城大学の参加5大学と…
昨日、ああノ会1月例会開催。森あすかさんという若い新人も登場し6人で楽しく歌仙を巻いた。 あすかさんは今回は見学ということだったが、そこはそれ会話のなかから連衆が句を作り、あすかさんの句としようとしたら、「それは千年さんの句にしてください。…
芭蕉会議の世話人・安居正浩さんの「酢豚定食おとなしく待つ無月かな」が1月18日のNHK俳壇で正木ゆう子氏に紹介され、それを発句として、谷地海紅先生の脇「一輪挿しに萩の一枝」に私が「愛の羽根つけた武将の現れて」と第三・・・となると巻かずにはおられ…