2006-07-31から1日間の記事一覧
ナニガホント新しき年の光の鋼(はがね)色 夏生 よその星雲より糸手鞠 蓼艸 焼け野原仮面天使に行き会ひて 手留 低速微音第二楽章 那智 月宮殿すみずみまでも透きとほり 浩司 ゐのしし歳の獰猛の子よ 宏 ゥ 質量に時間掛ければ露となる 蓼 人見る旅は自転車…
○白泉、渡辺白泉の歌仙がのっているよ、と言われて、少し古い朝日文庫の現代俳句の世界『富沢赤黄男・高屋窓秋・渡辺白泉集』(昭和六十年)を図書館の棚に探した。 うぐひすの近づいて鳴く檜哉 木 庵 いそぎし人の思はずの春 檜 年 雨垂に庇の下をこづかれ…