アヌカンパー ああノ会1月例会
昨日、ああノ会1月例会開催。森あすかさんという若い新人も登場し6人で楽しく歌仙を巻いた。
あすかさんは今回は見学ということだったが、そこはそれ会話のなかから連衆が句を作り、あすかさんの句としようとしたら、「それは千年さんの句にしてください。最初ですから自分の句を出します」と一気に連句モードに突入。秋の短句を見事に出された。期待の新人現るといったところ。この日の作品は、えひめ俵口連句全国大会へ応募しようと思っている。四国ともこれから交流を活発にしたい。
今日の読売新聞に、東洋大学共生思想研究センター主催(後援・読売新聞社東京本社)の連続国際シンポの記事を見つけた。なかに、渡辺章悟氏(東洋大学インド哲学)が「・・・南インドで中世に始まったバクティ運動は、後のインド宗教思想に影響を及ぼしたが、そこにインド的共生を解く鍵がある。バクティは敬愛、敬神を意味し、その信仰によって得られる恩恵をアヌカンパーという。この言葉には「ともに震える」「共振する」という意味がある。異なった音が共鳴しあうところに、他者と対立しながらも共にいきていくというインド的な共生概念がある」と発言されています。
連句は共生の文学といわれていますが、アヌカンバーにもつながるか・・・(千年)